ブリーダーズカップ一般情報 — (同) まるがいレーシング

ブリーダーズカップ

1984年の発足以来、ブリーダーズカップ諸競走は世界中からトップクラスの競走馬を集めて開催されてきました。各競走の優勝馬からは優秀な種牡馬や優れた繁殖牝馬が誕生しています。また、少なくない頭数の優勝馬が日本へ輸入されております。

全7競走の1日開催として始まったブリーダーズカップも、いまでは全14競走の2日開催となるまで成長を遂げております。開催初日は金曜日のFuture Stars Fridayです。5競走が行われるここでは、競馬界の未来の担う2歳馬たちが覇を競います。土曜日に行われるのがChampionship Saturdayです。賞金総額600万米ドルのブリーダーズカップ・クラシックを筆頭に、全9競走、総額2800万米ドルを巡ってトップクラスの競演が見られます。

2021年には、ラヴズオンリーユーが史上初の日本調教馬によるブリーダーズカップ競走優勝を成し遂げ、歴史を創りました。また、マルシュロレーヌもこれに続き、日本調教馬がブリーダーズカップ・デイで1日に2勝を挙げるという快挙が達成されました。

2024: デルマ競馬場（西海岸） 11月1・2日
2025: デルマ競馬場（西海岸）10月31・11月1日

ブリーダーズカップに関する重要事項

ノミネーション（予備登録）

ブリーダーズカップ諸競走へのノミネーション（予備登録）方法は、他の競走は異なります。海外で「種牡馬の産駒から予備登録」の方法をされます。まず確認すべきは、あなたの所有馬の種牡馬が「BC登録」済みか否かです。種牡馬は登録なら、あなたの所有馬はもうブリーダーズカップ諸競走に予備登録してます。仮に父馬が未登録でも、予備登録する方法は存在します。父馬の登録状況の確認、父馬未登録時の予備登録方法、または、父馬の新規「BC登録」については、私どもへお気軽にお問い合わせください。

補助金について

ブリーダーズカップ諸競走への遠征に際しては助成金を受け取ることが出来ます。詳細については、お問い合わせください。

出走登録について

出走登録の締切日は10月中旬です。実際に出走が可能であるかは、各馬のレーティング次第です。各馬の置かれた状況については、弊社までお問い合わせください。例年、芝で行われる競走への登録頭数はフルゲートを超える傾向があるため、レーティングは非常に重要となってきます。一方、ダート競走に対してのエントリーがフルゲートを超えることは稀であり、レーティングの重要性は低下します。なお、皆様の所有馬が現地へ輸送後にレーティングが原因で出走が叶わなかった場合でも、輸送費補助は受け取れます。また、すでにお支払いいただいた出走登録料は返金されます。

優先出走権について

当該競走の優勝馬に対して優先（自動）出走権の付与される競走が、日本を含めた各国で執り行われております。これらの一覧については、下記をご覧ください。

毎年異なる競馬場で開催

ブリーダーズカップ諸競走は、基本的には毎年異なった競馬場を舞台に開催されます。近年では、アメリカ東海岸開催の場合にはチャーチルダウンズ競馬場かキーンランド競馬場が、西海岸開催の際にはサンタアニタパーク競馬場もしくはデルマー競馬場がその舞台に選ばれています。

ブリーダーズカップ競走について

ブリーダーズカップは、14のG1競走で構成されます。金曜日に行われる全競走が、2歳馬を対象としています。土曜日に組まれている番組は、3歳以上を対象とした競走です。すべての競走で、10着までに賞金が支払われます。各競走の詳細については下記をご覧ください。

＊：負担重量はポンド、賞金と出走料は米ドル、6月の取締役会の会議後に情報が変わる可能性あり

各競走のコース・レイアウトについては、下記をご覧ください。