調教師のページ

このページは、調教師に必要な情報をすべて 1 か所にまとめて提供するために特別に作成されました。ブリーダーズカップの準備に必要なツールがこのページにあります。よくお読みください。すべての調教師と厩舎スタッフは、米国に渡航する少なくとも 1 週間前にオンラインで ESTA (米国ビザ免除) を申請することを忘れないでください。以下は、申請ウェブサイトへのリンクと、言語を日本語に変更する方法についてのガイドへのリンクです。

公式ESTA申請ウェブサイトリンク

公式ESTAウェブサイトの利用ガイド


必要なフォームや書類

出国前の血液検査

9月上旬までに必須の血液検査を受けなければ、ブリーダーズ カップに参加する資格がありません。

期日:9月15日

ダウンロード

公式ホテルの予約

部屋数に限りがございますので、お早めにご返送ください。第一希望が利用できない可能性があります。アーリーチェックインは保証できません。

期日:10月1日

予約サイト

チケットの注文フォーム

無料チケットや有料席の申込ができます。*調教師のみ

期日:10月15日

リクエストするサイト

労災保険申請

このフォームにすべての情報を記入していただいたら、ケイトが英語のフォームに転記します。

期日:9月15日

申請するサイト

ライセンス申請書

このフォームにすべての情報を記入していただけたら、ケイトが英語の申請書に転記します。パスポートの写真もアップロードする必要があります。

期日:10月01日

申請するサイト

カリフォルニア州の各種書類

賞金から引退寄付を辞退する。*調教師のみ

期日:10月15日

ダウンロード

競走登録フォーム

このフォームにすべての情報を記入していただいたら、ケイトが英語のフォームに転記します。

期日:10月01日

登録するサイト

空港の送迎車の申込書

このフォームのすべての項目を必ず記入してください。連絡が取れるように、現地でも携帯電話をオンにしているいる必要があります。*調教師のみ

期日:10月20日

予約サイト

賞金の直接入金の書類

これらは、口座に直接入金される場合にのみ必要です。アメリカの税務書類は会計士と一緒に自分で準備しておく必要があることに注意してください。*調教師のみ

期日:10月15日

ダウンロード

30日間の治療記録

9 月 23 日から 10 月 23 日までのすべての医療処置を含める必要があります。

期日:出国日

ダウンロード

30日間の調教記録

9 月 23 日から 10 月 23 日までのすべての簡単な調教内容を含める必要があります。

期日:出国日

ダウンロード


出発前の非常に重要な情報

  1. 馬がブリーダーズカップに予備登録されていることを確認してください。ブリーダーズカップには普通な予備登録手続きはありません。馬は種牡馬に基づいて資格があるかどうかが決まります。ケイトに連絡して、馬の血統が指名されていることを確認してください。登録されてない日本生産馬には、料金の低い登録オプションがあります。

  2. ブリーダーズカップに参加するための新しい要件に、出国前の血液検査があります。獣医師は 9 月 1 日から 9 月 15 日の間に血液を採取し、成田の担当者に送る必要があります。その後、血液は検査のため、全頭分一緒に米国のラボへ送られます。これを行わないと、その馬はブリーダーズカップに出場できなくなります。

  3. ショックウェーブはレース後 30 日以内には実施できません。治療記録には一切記載しないでください。レーザー、光、磁気波療法はまったく問題ありません。

  4. ビスフォスフォネートは米国では全面的に禁止されており、競技外検査でも一切容認されません。2023 年 3 月 27 日以降に馬がビスフォスフォネートを投与された場合、米国でのレースに出走できない可能性があります。上記の日付以前に馬がビスフォスフォネートを投与されていた場合は、それを証明する医療記録をご提供ください。ビスフォスフォネートは長期間血液中に留まる可能性があるため、これらの記録があれば、レース後の検査で馬が陽性結果から免除されます。2023 年 3 月 27 日以降に馬にバイオリン酸塩が投与されていた場合は、米国に遠征しないことをお勧めします。

  5. クレンブテロールも米国では禁止されている薬物です。尿や血液中に薬物の痕跡が残ってはいけません。

  6. 関節内注射は、ほとんどの場合、レースの 14 日前まで禁止されています。アメリカでは、獣医の検査に合格しない限り、関節内注射後 7 日以内の追い切りも許可されません。

  7. 米国へ出発する前に、少なくとも 1 つの「公式に計測された追い切り」を済ませておいてください。時間、距離、日付を必ず記録して、お持ちください。

  8. 馬が前回のレースの優勝者より30馬身以上遅れてゴールした場合は、特別な追い切りを記録する必要があります。その馬は1000メートルを1分5秒以内に走らなければなりません。公式に時間を計ったトレーニングであったことを証明する JRA の手紙が必要です。手紙に時間を記載してください。

  9. 日本からの医薬品は米国では許可されていません。必要なものはすべて検疫獣医から提供されます。これにはガストロガード、ゲンタマイシンクリーム、キズ薬などが含まれます。

  10. アメリカの競馬の文化とインフラにより、1 頭の馬の世話をするのに最低 2 人の厩舎スタッフが必要です。複数の馬を飼っていて、1 頭につき 1 人のスタッフを配置したい場合は可能ですが、薬物検査の間、その馬の厩舎の1 人のスタッフが馬と一緒にいなければならないことに注意してください。ランダム薬物検査、レース前の待機馬房、またはレース後の検体採取所の間、他の調教師のスタッフが馬を単独で管理することはできません。

  11. アメリカでは、厩務員に与えられる賞金の額は決まっていません。調教師は、海外での厩舎スタッフの努力に対して、どのように報いるのが最善かについて、馬主と話し合う必要があります。この責任は調教師のみにあり、ケイトやブリーダーズカップにはありません。ケイトは個人的に、馬主は賞金の何パーセントかを厩務員に支払うべきだと考えていますが、それを強制する権限はありません。

  12. 調教師または騎手から特に要請がない限り、賞金はすべて馬主へ送られます。日本では、調教師または騎手は馬主にその割合を請求しなきゃいけないです。。賞金を直接自分に送金することを希望する調教師は、調教師ページに記載されている要件を満たす必要があります。賞金を直接自分に送金することを希望する騎手は、騎手ページに記載されている要件を満たす必要があります。馬主、調教師、騎手は、米国の税金に精通した税理士に連絡を取る必要があります。ケイトもブリーダーズカップも、米国または日本における個人の税金について法的責任を負いません。このページの税金セクションに、有能な税理士の連絡先が記載されています。


出国前に必要なこと

  • 出国前の血液検査:9月1日から9月15日までの間に、必ず獣医に馬から血液を採取してもらい、成田の国際宅配便業者に郵送してもらってください。この期限を過ぎると、10月に米国に渡航できなくなります。

  • 労災保険申請書:9月末には、全員が労災保険に加入する必要があります。初めてカリフォルニアに行く調教師の場合、費用は$1500ですが、以前にカリフォルニアでレースをしたことがある調教師の場合は$1000です。馬の輸送の請求書に入れています。パスポートのコピーも要ります。

  • 必要なフォームや申請書:すべて記入し、パスポートを大きく写した鮮明なコピーを含めてケイトに送付してください。必要なフォームはこのページ全体にわたって記載されていますが、このサイトの下部にまとめたのでに、全部、簡単にダウンロードできます。

  • 競走登録と出走料金:出走料を送金するために請求書が必要な場合は、ケイトに直接連絡してください。ケイトが公式のブリーダーズカップ請求書を発行します。ブリーダーズカップの競走登録フォームと振込先につきましては、こちらをご覧ください。

  • 日本のガストロガード:日本のガストロガードは使えません。ブリーダーズカップの獣医がガストロガードの処方箋を発行し、必要な量を提供します。デルマーに到着したらガストロガードが必要な場合は、ケイトにお知らせください。

  • 治療記録:競馬公正確保と安全統括機関(HISA)、ブリーダーズカップはいずれも、30日間の治療記録を要求しています。記録には出発日の前の30日間からのすべての治療歴が網羅される必要があります。この文書は英語で作成する必要があるため、通常はJRA獣医部門が作成を支援します。馬が9月20日から検疫に入るまでに放牧先に滞在する場合は、それらの記録も必ず収集してください。

  • 調教記録:競馬公正確保と安全統括機関(HISA)はいずれも、30日間の調教記録を要求しています。記録には出発日の前の30日間からのすべての記録が網羅される必要があります。非常に簡単なもので構いません。例:「普通調教かキャンター/gallop」、「追い切り/Breeze(距離(ハロン数)と時計も記入)」、「曳き運動/handwalk」、「休み、day off」。

  • ESTAビザ免除:初めてアメリカに来られる場合は、必ずESTAを申請してください。これはオンラインのビザ免除プログラムです。ウェブサイトは日本語に変更できます。ESTAの有効期限は2年間ですので、過去に申請したことがある場合は、ESTAが最新のものであることを確認してください。出国の少なくとも1週間前に申請することをお勧めします。ESTAを「更新」または「延長」することはできません。常に新しいESTAを申請する必要がありますので、常に青いボタン「新規に申請を作成する」をクリックしてください。料金は$21です。ESTAがまだ有効かどうか不明な場合は、このサイトでも確認できます。オンラインで申請するには、こちらをご覧ください。

  • 餌とサプリの注文:飼料供給業者は、IRT の広瀬さんに相談して、米国で飼料、サプリメント、飼料添加物を注文してください。メール: thirose@irt.com

  • サプリメントと飼料添加物承認リクエスト:すべてのサプリメントと飼料添加物は、その成分を英語で提出し、米国のHISAに承認してもらう必要があります。すべての成分を含むリストを作成してください。また、HISAでは、商品ラベルを大きく鮮明に写した少なくとも 3 枚の写真も要求しています。飼料提供業者に、写真を輸送会社とケイトに送るようお願いしてください。10月10日までケイトに出して下さい。

  • 梱包のアドバイス:いかなる医薬品やサプリメントと飼料添加物がある開封済みのパッケージも持ち込むことはできません。持参するブーツは梱包する前に必ず清潔であることを確認してください

  • 蹄鉄:芝レースで両方肢はフラット蹄鉄が必要です。ダートレースは、前肢に2ミリのアウターリムのついた蹄鉄が使用できるけど、2ミリのスパイクを使用することはできません。ダートレースのトモ蹄鉄は4ミリまでのアウターリムか4ミリまでのスパイクも大丈夫です。

  • アメリカの装蹄師:アメリカの装蹄師は、最近蹄鉄を装着した馬には新しい蹄鉄を装着したがりません。アメリカでは、新しい蹄鉄を装着するまでに3~4週間かかることがよくあります。アメリカに渡航する直前に蹄鉄を装着した場合、装蹄師が蹄鉄の交換を拒否する可能性があります。唯一の例外は、ダートレース用に後ろ蹄鉄にスパイクを追加する場合と、違反している蹄鉄を変わる場合です。

  • 除外の防止:自分の馬が、他の馬には見られない少し変わった歩き方をしている場合は、ブリーダーズカップで実施している歩様検査についてお読みください。米国に来る前に準備して、レースから除外されるリスクを減らす方法の提案があります。最終的には、すべての除外は州の規制獣医の決定に基づいて行われます。ブリーダーズカップでの歩様検査の詳細については、こちらをご覧ください。


出国前の血液検査

ブリーダーズカップへ出走を検討している外国馬全頭に血液検査が義務付けられました。競馬場の検疫厩舎で42時間の到着検疫隔離を行うために米国農務省が定めた入国前の必須要件です。

ブリーダーズカップへの出走を検討している馬は全頭、以下のスケジュールに従って、必ず血液検体を提出していただけますようお願いいたします。日本での輸出検疫の妨げにならないよう、早めに米国農政省の入国前血液検査の検体採取に取り掛からなくてはならないため、遠征を検討している馬については、出走の可能性の大小に関わらず、検体の提出をお願いするものでございます。下記の期限までに検体をご提出いただけない場合、ブリーダーズカップへの遠征及びレースへの出走に伴い、厳しい条件が課される可能性があります。ブリーダーズカップに出走する可能性が少しでもある場合には、以下のスケジュールに沿って検体を提出していただけますようお願いいたします。

  1.  9月1日から9月15日までの間に獣医師を手配し4本分の採血をしてください。獣医師には遠心分離機で血清(1本につき最低5mlの血清)にし、検体 (Vial)には必ず馬名と採血日を英語で記載して頂くようお伝えください。

  2.  「Specimen Submission」と言うフォームを印刷してください。ダウンロードボタンをクリックしてください。

  3.  獣医師にSpecimen Submissionの10、11、18、20、21にご記入いただけるようお伝えください。添付の記入方法を参照にしてください。

  4.  保冷剤を入れて血清4本を梱包し、2で獣医師が記入したSpecimen Submissionを添付し、クロネコヤマトのクール便にて、下記の住所までお送りください。9月15日までに必着するよう、お手配ください。

※宅配便で血清を発送する際、クロネコヤマト側から「安全確認証明書」を取り交わすよう指示が出る場合がございます。スムーズな発送のために予めお近くのクロネコヤマト事業所にお問合せの上ご準備ください。獣医師が発送まで担当する場合は、獣医師にもお伝えください。

〒282-0004 千葉県成田市古込字込前154番地4 第一貨物代理店ビルM202号

日本通運株式会社 成田空港支店 国際営業第1課

斎田竜一 様あて

TEL:0476-32-6321, FAX:0476-32-6588

e-mail:riyoichi.saida@nipponexpress.com

全頭の検体が集まり次第、4本のうち2本を米国農務省の要請に従って米国にある特別検査機関に送ります。残りの2本は、検査機関から、さらにサンプルを送るように指示された場合に備えて保存しておきます。

検査費用は185ドルです。検査費用と送料はIRTが立て替えることとし、ブリーダーズカップ終了後に馬主様に輸送費用と共に請求します。送料は出走した陣営で均等に分配します。馬が遠征しなかった場合、ブリーダーズカップ終了後に検査費用のみを調教師様宛てに、ケイト・ハンターから個別に請求させていただきます。

9月15日の検体の到着期限以降に血液検査を希望される場合は、検体の送料と検査料を全額ご負担いただくことになります。送料は40,000円から70,000円ほどです。追加の費用を避けるため、期限内に血液をご提出いただけるよう、ご協力をお願いいたします。

出国検疫開始前に血液検体を提出し陰性結果を得られなかった馬は他の日本馬と一緒の便にて輸送することはできません。ロサンゼルス国際空港(LAX)近くの輸入検疫施設で42時間の輸入検疫を受ける必要があります。競馬場の検疫エリアと違い、LAXの輸入検疫施設内には厩舎スタッフの立ち入りは禁止されており、42時間の検疫期間中は当該施設のスタッフが馬の世話をすることになります。費用の負担も大きく、出走馬の心身にも大きく影響するリスクがあるため、9月15日までに上記宛先に検体が必着するよう、お手配にご協力くださいますようよろしくお願い申し上げます。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

ブリーダーズカップのケイト・ハンター:080-7894-7999

輸送会社のIRTの廣瀬徹人:thirose@irt.com


米国滞在中に覚えておくべき重要な情報

  1. 42時間入国隔離検疫:デルマーに到着後全頭42 時間は馬房の中に留まらなければなりません。馬は 25 日 (金) の朝までには、解放され調教を開始できるはずです。厩舎の中では、曳き運動ができます。

  2. ケイトが用意した医療記録用紙に、厩舎スタッフが馬に与えた経口サプリメントや経口薬、局所薬をすべて記入してください。到着からレース前日まで、投与するたびに記入する必要があります。

  3. 到着時に検疫厩舎パスが配布されます。これはライセンスとは異なります。ライセンスは直接申請する必要があります。ケイトまたは彼女のアシスタントの 1 人が、すでに書類が準備されているライセンス オフィスまでご案内します。指紋をスキャンして写真を撮るだけです。ライセンス カードが渡されるまで立ち去らないでください。このカードはレース当日に必要になります。

  4. ケイトが厩舎スタッフに提供する調教記録フォームに、毎日の調教の簡単な概要を記入してください。

  5. 検疫厩舎は非常に小さく、歩行エリアは他の 3 か国と共有されています。スペースが不足しているため、馬が外に出て歩き回っている可能性がある時間帯は、厩舎スタッフ、調教師、騎手のみが厩舎エリアに入ることができます。馬主と他のゲストは、午前 9 時から11時まで馬厩舎エリアに入ることができます。

  6. ゲート練習は毎日午前 7 時から午前 9 時まで 4 コーナーでできます。全頭が1回ゲート審査は必要です。

  7. カリフォルニア州では、カリフォルニア競馬場に馬を入厩させる場合、すべての馬に「時計を計測する追い切り」の許可を事前に申請することが義務付けられています。申請を予定されている追い切りの 2 日前の正午までに提出する必要があります。獣医は追い切りの 3 日前までに検査を行う必要があります。獣医 (治療を行う獣医であり、州政府の獣医のことではありません)が検査結果を HISA 獣医記録データベースにアップロードするため、フォームは必要ありません。「時計を計測する追い切り」は、レース前に行う予定の最も速い追い切りであると私は考えています。許可を求める申請書と獣医の検査の準備ができるように、予定されている追い切りの少なくとも 3 日前にケイトに連絡してください。ケイトは、デルマー競馬場の現地スタッフに申請書を提供します。

  8. 芝コース:芝コースで調教を希望する場合は、前日までにケイトに通知する必要があります。「芝チケット」が発行されます。

  9. 朝の調教中(追い切りにも)は鞭を使用できません。安全上の理由がある場合のみ使用できます。

  10. 朝の調教とレース当日にポニーをリクエストした場合、ポニーは芝コースには行けません。

  11. すべての馬は、10 月 27 日午前 10 時の出走投票の締め切りまでに、担当の獣医 (治療を行う獣医であり、州政府の獣医ではありません) による検査を受ける必要があります。ケイトがあなたに代わってこの検査の準備をします。ケイトは、デルマー競馬場の現地スタッフに申請書を提供します。

  12. すべての馬は、競馬場に到着後、初めて調教を許可される前に歩様検査に合格する必要があります。 この検査は、州政府の獣医師ではなく、通常の治療をする獣医師が行います。全部の歩様検査の詳細は、こちらをご覧ください。

  13. すべての馬は、毎朝に馬場に入る時に歩様検査に必要があります。 この検査は、州政府の獣医師が行います。歩様検査の詳細は、こちらをご覧ください。

  14. ケイトは全員を HISA に登録します。ログイン情報が必要な場合は、いつでもケイトが共有します。

  15. ブリーダーズカップの各レースでは、厩務員に「ベスト ターンド アウト賞」が授与されます。賞金 500 ドル、馬服、証明書が授与されます。

  16. ブリーダーズカップ前の週に少なくとも 1 回はドーピング検査が行われます。その時に馬から血液と、場合によっては毛を採取します。スタッフの 1 人がライセンスを提示し、iPad で書類に署名する必要があります。この手順は、待機馬房や検体採取所で経験する手順と同様です。

  17. 日本の馬は、一緒に歩いたり遠くから見守ったりする「監視員」がいない限り、検疫エリアから出ることはできません。ケイトが監視員を手配するため、何時に競馬場に行く予定かを知る必要があります。午後にはケイトに翌日の調教の予定を教えてください。ケイトが調教スケジュールを把握していない場合、翌日の調教が遅れる可能性があります。


ブリーダーズカップの全競走

ブリーダーズカップは、14のG1競走で構成されます。金曜日に行われる全競走が、2歳馬を対象としています。土曜日に組まれている番組は、3歳以上を対象とした競走です。すべての競走で、10着までに賞金が支払われます。各競走の詳細については下記をご覧ください。*:負担重量はポンド、賞金と出走料は米ドル、6月の取締役会の会議後に情報が変わる可能性あり


登録料と出走料の振込先の情報

週間おきに2回に分けてお支払いいただく料金がありますが、日本から多額の金額を送金することは難しいため、一括で送金することをお勧めします。騎手の騎乗料も忘れずに含めてください。これは4着から14着の騎手に支払われます。10月1日までに競走登録フォームにご記入ください。10 月 20 日までにデルマー競馬場の銀行口座に確実に着金するように、海外送金は10 月 17 日までに行う必要があります。また、海外送金の取扱締め切り時刻は銀行によって違います。午前中のみ取り扱いの銀行もありますので、ご注意ください。さらに送金手配書等に誤記などがあった場合、資金が差し戻される可能性もございます。余裕を持った送金のお手配をお願いいたします。

2つのレースのうち最も高額なレースの出走料を賄えるだけの出走料を送金すれば、どちらのレースにも出走登録をすることができます。これにより、どのレースに参加するかを選択する時間がさらに 1 週​​間増えます。例えば、BCスプリントとBCダートマイルの両方に出走登録する場合は、スプリントに関連する料金のみを送金すると、両方のレースに出走登録するのに十分なクレジットが貯まります。その後、10 月 27 日に、実際に出走したいレースを選択できます。BCマイルとBCフィリー&メアターフのようにレースの料金が同じ場合は、1つレース分の登録料を送金するだけで、両方のレースに登録できるだけのクレジットが残ります。その後、10 月 27 日に最終決定ができます。


賞金

アメリカの税制は複雑なため、デフォルトでは賞金はすべて馬主へ送金されるよう手配しています。ただし、調教師が賞金を直接送金することを希望する場合は、適切な書類を提出し、すべての税金関連事項を自身の会計士に処理してもらう必要があります。税金セクションに、有能な日本の国際税理士がリストされています。ケイトやブリーダーズカップは、税金に関するサポートはできません。

W8BENフォームと送金の詳細を提出すると、ケイトとブリーダーズカップはそれを、賞金を直接受け取りたいこと、および会計士と話し合った事の通知とみなします。税金に関する詳細については、税金セクションをご覧ください。

上記の表は、ブリーダーズカップの全レースで完走した馬ごとに支払われる賞金を示しています。

  • アメリカの税金システムは凄く複雑なシステムと、ほとんどの騎手と調教師が複数の出走馬がいることから、特に指示がない限り、すべての賞金を一括で馬主に送金するよう手配します。ケイトはデフォルトで、競馬場に賞金全額を馬主に送金するよう依頼します。別の方法で送金したい場合は、ケイトに連絡して直接リクエストする必要があります。

  • アメリカでは、調教師は獲得した賞金の 10% を受け取ります。

  • アメリカでは、騎手は 1 着賞金の 10%、2 着と 3 着賞金の 5% を受け取ります。騎手は 4 位以降の着順で $237 米ドルの騎乗料のみを受け取ります。馬主と騎手が異なる支払い率で交渉したい場合、それは馬主と騎手自身の責任となります

  • アメリカでは賞金の一定割合を厩務員に渡す規定はありませんが、調教師には、日本の慣習である一定の割合を厩舎スタッフに渡すよう馬主に依頼することを奨励しています。アメリカに行く前にこれをしてください。

  • カリフォルニアでは、騎手の保険料は馬主が支払い、レースごとに支払われます。そのため、騎手の保険料としてレースごとに約 158 ドルが請求されます。この料金は免除できません。

  • 賞金の分配に関するすべての話し合いは、馬主、調教師、騎手自身によって処理される必要があります。ブリーダーズカップの前に当事者間でこの問題について明確に話し合わなかった場合、ブリーダーズカップとケイトハンターは責任を負いません。


税金

アメリカでは、アメリカから直接賞金を受け取る人は、競馬場の会計担当者に W8 納税申告書を提出する必要があります。1 人につき 1 年間に 1 レースのみ免税となります。W8 は連邦所得税の30%の源泉徴収を防止しますが、カリフォルニア州では賞金に対して 7% の税金が課せられますが、これは免除できません。会計士を雇って税金の還付を申請したい場合は、そうしていただいて構いませんが、それは個人の責任であり、ブリーダーズカップの責任ではありません。

暦年内にアメリカで 1 回以上レースに出場する馬主または調教師は、アメリカの納税者番号も必要です。納税者番号をお持ちでなく、年に 1 回以上レースに参加する場合、その後のレースの賞金は競馬場によって自動的に 30% の税金が差し引かれます。

1年以内1頭のみ場合:調教師が直接に賞金を貰いたい場合は、W8BENの免税フォームを必要な添付書類とともに提出できます。

1年以内1頭以上場合:上記と同じフォームを提出する必要がありますが、記入するためのアメリカの納税者番号も必要になります。記入しない場合は賞金の 30% が差し引かれます。すでに納税者番号をお持ちの場合は、それを上記と同じフォームに記入してください。

納税者番号を持ってない場合、納税者番号を取得するには2つの方法があります。

1つの方法:米国の税金をいくらか支払うことを気にしない馬主は、米国で合同会社を簡単に設立して、すぐに納税者番号を取得できます。翌年の 4 月に米国で納税申告を行う必要があります。収入が経費を上回った場合は、税金を支払う義務があります。

2つの方法:個人の納税者番号を作る場合は、源泉徴収で30%を引いてもらい、翌年の4月に税理士に納税者番号の申請をしてもらうのが一番簡単です。同時に、二重課税を回避できる日米租税条約を根拠に、税理士が全額還付を申請することもできます。この方法は面倒に思えますが、毎年使用できる納税者番号を受け取ることができます。納税者番号を取得したら、アメリカでレースをする頻度に関係なく、連邦税が差し引かれることはありません。米国に頻繁に行く馬主には、この方法をお勧めします。以下の日本人会計士は、条約を利用して納税者番号と税金還付の申請を行う競走馬所有者と協力した経験があります。調教師や騎手は、将来、年間にアメリカの競馬に出場する複数の馬から直接賞金を受け取ることを希望する場合も、このオプションを検討する必要があります。

TradeTax国際税務・会計事務所:代表 千田 昌明 (JUSCPA会員)
​株式会社トレードタックスウエストジャパン
〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原5丁目1番18号 新大阪第27松屋ビル11F
TEL 06-6350-7100   FAX 06-6350-7101   URL: http://www.cita110.com

ブリーダーズカップ後: たとえ出走馬が 1 頭しかいなくても、賞金を獲得した場合は米国の「内国歳入庁」(IRS)から税金に関する書類を受け取る可能性があります。その書類をどう処理すべきかを判断するには、税理士 (上記のような) に問い合わせてください。状況によっては、免税を維持するために米国に書類を提出する必要があるかもしれません。税理士は、そのすべてを処理できます。

税金に関することはすべて、税理士 (上記のような) と直接話し合う必要があります。上記の情報は私の経験の要約であり、正当な税金アドバイスのソースとしては適していません。W8 フォームの記入方法や将来の税金還付の申請方法については、国際税理士にご相談ください。ケイトもブリーダーズカップも、誰かの税金に対して責任を負うことはできません。


交通と宿泊

ブリーダーズカップ参加者向けに割引料金を設定している「公式パートナーホテル」がいくつかあります。これらのホテルでは、毎朝の競馬場での朝食会、パーティー、枠順抽選会、競馬など、さまざまなイベントへの特別シャトルサービスも提供しています。VIP には、空港への無料送迎サービスが申し込めます。アメリカでは ウーバー などのタクシーアプリが利用できますが、米国には公共交通機関があまり整備されていないため、レンタカーを利用するのもよいでしょう。

ブリーダーズカップの公式パートナーホテル

ローベルジュ・デルマー

1540 Camino Del Mar, Del Mar, CA 92104

1泊値段(税金前): $639+

  • 競馬場から10分

  • BCのシャトルがあり

  • 近いレストラン多い

  • 部屋が狭い

  • ウェブサイト

フェアモント・グランド・デルマー

5300 Grand Del Mar Court, San Diego, CA 92130

1泊値段(税金前): $634+

  • 競馬場から15分

  • BCのシャトルがあり

  • ゴルフ場あり

  • 部屋が広い

  • ウェブサイト

ザ・ロージーアット・トーリーパインズ

11480 N. Torrey Pines Rod, La Jolla, CA 92037

1泊値段(税金前): $680+

  • 競馬場から15分以内

  • BCのシャトルがあり

  • 有名なゴルフ場に併設

  • ウェブサイト

ヒルトン・デルマー

15575 Jimmy Durante Blvd., Del Mar, CA 92014

1泊値段(税金前): $567

  • 騎手のホテル

  • 競馬場の隣

  • 厩舎へ歩ける

  • 競馬の日にシャトルがない

  • ウェブサイト

ハイアット・リージェンシー・ラホヤ

3777 La Jolla Village Drive, San Diego, CA 92122

1泊値段(税金前): $329

  • 競馬場から20分以内

  • 比較的リーズナブル

  • BCのシャトルがあり

  • 毎日競馬場のシャトルあり

  • ウェブサイト

  • すべてのホテルは最低3泊の宿泊が必要です。宿泊期間に必ず10月30日から11月1日を含めるようにしてください。

  • ホテルのリクエストは先着順で受け付けております。ただし、特別な事情がある場合は、予約フォームのメモ欄に必ずご記入ください。皆様のご要望にできる限りお応えできるよう努力いたします。

  • 一部の施設では、空室状況に限りがあるため、第一希望のホテルがすべてのお客様にご利用いただけない場合があります。ご予約の際には、必ず予備のホテルを少なくとも 1 つ選択してください。2 つのホテルの間で特にご希望がある場合は、メモ欄にご記入ください。

  • 上記のホテルのみが公式パートナーホテルであり、馬主の補助金の対象となる唯一のホテルです。これらのホテルのいずれかをご自身で予約する場合は、予約確認メールをケイトに送信して、補助金クレジットを確実に受け取れるようにしてください。

  • ここに記載されている 5 つのホテル以外のホテルに宿泊する場合、調教師のホテル補助金は受けられません。

  • 予約をリクエストする前にホテルの様子を確認できるように、ウェブサイトへのリンクが提供されています。

  • ホテルからのシャトルバスはいずれも厩舎エリアまで運んでくれません。グランドスタンドから厩舎エリアまで歩くか、競馬場の正面入口で乗り換えて厩舎シャトルサービスを利用する必要があります。厩舎シャトルサービスは午前 11 時に終了します。

空港送迎サービス

馬主、調教師、騎手は空港送迎が無料となります。ロサンゼルス空港とサンディエゴ空港でもどちらでも大丈夫です。申請書にメールアドレスと電話番号を記入してください。到着時に、運転手はお客様のお名前が書かれた紙を持っています。運転手が到着時と帰国前時にテキストメッセージを送信できるよう、移動中は携帯電話の SMS を許可しておくことが重要です。ロサンゼルス空港 経由でご到着の場合は、国際到着ロビーの時計のところで運転手と待ち合わせます。サンディエゴ国際到着ロビーの具体的な場所は後日、連絡します。国内乗り継ぎでサンディエゴに到着する場合は、到着ロビーを出たときに運転手を探してください。国内線ターミナルは航空会社によって、それぞれ異なるため、具体的な場所を設定することはできません。到着時には運転手の電話番号が送信されますので、連絡を取ることができます。

厩舎スタッフ用ホテルからのシャトルバスはないので、厩舎スタッフは到着時に空港でレンタカーを借りる必要があります。

レンタカー

ご自身または厩舎スタッフのためにレンタカーを借りたい場合は、お好きな代理店をご利用ください。EnterpriseとNationalの2 つのレンタカー会社は、ブリーダーズカップ参加者に割引を提供しています。サンディエゴ空港に到着したら、レンタカーを借りることをお勧めします。そうすれば、車の受け取りと返却がずっと簡単になります。空港を出ると、レンタカーのシャトルバスがあります。レンタカーセンターは、すべての会社が 1 つあります。車を借りたら、ホテルまでは車でわずか 20 分です。アメリカでのレンタカーの返却は、日本よりもはるかに簡単です。レンタカーセンターに戻り、「レンタカー返却」の標識に従って、借りた会社の返却エリアに駐車し、車のエンジンを切り、キーをカップホルダーに残して出発するだけです。レンタカーセンターの前には、空港ターミナルまで行くシャトルバスがあります。

レンタカーの予約はオンラインまたは旅行代理店で行うことができます。レンタカー会社によっては、予約時に使用したクレジットカードの提示を求められる場合がありますのでご注意ください。最寄りのレンタカー営業所 2 か所の住所を記載しました。受け取りと返却の予約の際にご利用ください。

厩舎スタッフが空港でレンタカーを返却しない場合は、レンタカーを返却した後、タクシーまたはウーバーを利用してホテルに戻る必要があります。また、帰宅するためにも空港までウーバーを利用する必要があります。

タクシー・配車サービス・ハイヤー

ウーバーとは、アメリカで誕生した自動車配車サービススマホアプリです。 仕組みをひと言で言うと、一般人が空いた時間を利用してタクシー運転手のような仕事を行い、スマホアプリを通じてマッチングした利用者が乗車するというライドシェアリングサービスです。

このウェブサイトから、iPhone または Android でアプリをダウンロードできます。アプリは日本語でダウンロードできるので、簡単に使用できます。地図を使用して、ピックアップと送迎先のピンをドラッグアンドドロップできます。安い車から高級車まであります。大勢で夕食に出かける場合は、大型の車もあります。米国には多数のウーバーがあるため、従来のタクシーを手配するよりもはるかに簡単です。従来のタクシーは一般的ではなくなりました。アプリでは、領収書も簡単にダウンロードできます。

ウーバーは米国では安全だと考えられています。ウーバーをダウンロードしたい方は、こちらをご覧ください。

滞在中にリムジンサービスをご希望の馬主または調教師の方は、公式パートナーの SP+GAMEDAY(+1 (859) 359-2212)までお電話いただくか、BreedersCupTransport@gmail.com までメールでご連絡ください。その際、「BreedersCup25」とご記入ください。ただし、希望する別の会社を自由に見つけて雇用することができます。


ブリーダーズカップの日本補助金 - 2025

航空運賃の補助金

ブリーダーズカップは、デルマーで開催される2025年ブリーダーズカップ世界選手権に出場するために選ばれたアジア系馬の関係者に、サンディエゴまでの航空運賃手当を提供します。

ブリーダーズカップは、2025年10月20日の事前競走登録の締め切り後、以下の関係者に航空運賃手当を支給します。1人あたり最大5,000米ドルまでの手当です。

  • 登録馬主: 最大2人分の手当。(登録馬主が旅行しない場合は、1人分の手当を公式代表者に譲渡できます)。

  • 調教師: 1人分の手当。

  • 騎手: 1人分の手当。

  • アシスタント調教師、ヘッドラッド、調教ライダー、または厩務員: 馬1頭につき2人分の手当、1フライトあたり最大2,500米ドル。厩舎スタッフは、JRA または NAR の免許を取得している必要があります。日本の牧場から派遣された厩舎スタッフは、補助金の使用が許可される前に、ブリーダーズカップの管理者の承認と雇用証明が必要です。

上記の関係者のみが旅行券の対象となり、以下の制限が適用されます:

  • 馬主 (シンジケート、パートナーシップ、またはクラブは 1 人の所有者とみなされます) が 1 頭以上の出走馬を所有している場合、最大 2 つの手当が支給されます。

  • 頭以上の出走馬を調教する調教師は、最大 1 つの手当を受け取ります。

  • 頭以上の出走馬に乗る騎手は、最大 1 つの手当を受け取ります。

  • 航空運賃の手当は譲渡不可であり、今後決定される旅行会社を通じて手配されます。

ホテルの補助金

ホテルの宿泊は、指定されたブリーダーズカップ公式ホテルでのみ提供されます。各関係者は、滞在中に最大2,500ドルの手当まで、譲渡不可のスタンダードルーム 1 室を利用できます。長期ホテル滞在かスタンダードルームからのアップグレードは、1 部屋あたり2,500ドルの上限を超える場合、参加者の責任となります。

  • 登録馬主

  • 調教師

  • 騎手

  • 調教師補佐、調教師長、調教騎手または調教師 (最大 2 名)

ブリーダーズカップ公式ホテル以外のホテルに宿泊を希望する関係者は、すべてのホテルの費用およびは関係者の自己負担となります。

ブリーダーズカップ公式旅行代理店

未定

参加者が翻訳サービス、ディナーの予約、その他の娯楽の手配のために公式旅行代理店を利用する場合、関連費用は参加者の自己負担となります。


ライセンスと労災保険

カリフォルニア州のライセンス料

  • 馬主:$150(有効期間は3年)

  • ステーブルネーム:$150(有効期間は3年)

  • 調教師:$150(有効期間は3年)

  • アシスタントトレーナー:$150(有効期間は3年)

  • 騎手:$150(有効期間は3年)

  • エクササイズライダー:$75(有効期間は3年)

  • 厩務員:$35(有効期間は1年)

2024年のライセンスカードをお持ちの場合は、デルマー競馬場 にご持参ください。見つからない場合は、オフィスに戻って再印刷料金を支払う必要があります。

ライセンスを申請する際、全員指紋をスキャンする必要があります。また、事務所で写真を撮ってライセンスカードを印刷する必要があります。カリフォルニアで初めてレースに参加する馬主のみ、指紋採取が免除されます。

厩舎スタッフの 1 人が馬の鞍付けを手伝う場合、アシスタントトレーナーのライセンスとエクササイズライダーのライセンスまたは厩務員ライセンスの両方が必要となるため、追加料金が発生します。これらの免許は同時に申請できますが、免許申請書にその旨を記載してください。記載しない場合は、2 つ目の免許を取得するために再度免許事務所へ出向く必要があります。

馬を所有するクラブ法人または持株会社は、その会社名を使用してステーブルネームを申請する必要があります。アメリカでは会社に馬主ライセンスは付与されないため、クラブ法人または会社の社長のみが個人ライセンスを申請する必要があります。レーシングプログラムの表記にはステーブルネームを使います。

アメリカでライセンスを申し込む前に労災保険に加入する必要があります。馬がアメリカに向けて出発する前にこれを処理します。初めてカリフォルニアに行く調教師の場合、費用は$1500ですが、以前にカリフォルニアでレースをしたことがある調教師の場合は$1000です。馬の輸送のIRTの請求書に入れています。

ライセンス料金は、馬の輸送を担当するIRT社より請求されます。


チケットと席の説明

無料枚数の簡単な説明

馬主:1頭ずつ6枚

調教師:1頭ずつ2枚(無料は6頭分まで)

騎手:乗る日に2枚のみ(騎手本人混み)

生産者:レースの当日2枚のみ

チケット申し込み締め切りは10月15日です。

ボックス席:ゴール前の100メートごろの内側にある屋外席からはゴールが見渡せます。食事や飲み物は含まれませんが、イベント当日にはボックス席に飲み物のオーダーを取る係がおり、出店による食べ物の販売もございます。 ゲストは売店を利用できます。金曜日のボックス席の追加チケットごとに$636(1枚ずつ)が請求されます。土曜日のボックス席の追加チケットごとに$954(1枚ずつ)が請求されます。

ダイニング席:ゴールを見渡せる屋根付きの屋外ダイニング席です。食事とソフトドリンクは含まれますが、アルコールは含まれません。金曜日のダイニング席の追加チケットごとに$1034(1枚ずつ)が請求されます。土曜日のダイニング席の追加チケットごとに$1272(1枚ずつ)が請求されます。

チケット受け取り日:10月28日(火)〜10月30日(木)

チケットは 10 月 28 日から 10 月 30 日までお受け取りいただけます。配送オプションもご利用いただけますが、ご自身でチケットを確認できるよう、競馬場でお受け取りいただくことをお勧めします。座席は 10 月 27 日月曜日まで確定できません。

  • 年齢に関係なく、すべての子供はチケットが必要です。

  • 別々に座るという特別なリクエストがない限り、1頭の馬に関係する人全員が一緒に座ります。

  • 1 頭の馬の関係者全員が一緒に座れるようにすることが目標ですが、テーブルのサイズの関係で、人数が多い場合は複数のテーブルに分かれて座らなければならない場合があります。可能な限り、テーブル同士が近い位置になるように努めます。

  • 私たちの目標は、1 頭の馬に関わる全員が一緒に座れるようにすることですが、テーブルのサイズの関係で、締め切り後にチケットのリクエストに大幅な追加があった場合、ブリーダーズカップでは全員が近くのテーブルに着席することを保証できません。不適切な座席配置を避けるために、チケットのリクエストはタイムリーかつ正確に行ってください。

  • 少人数のグループが参加し、金曜日と土曜日にチケットを分割したい場合。

  • チケットをご購入いただいた場合、イベント終了後に請求書をお送りいたします。チケット代金はクレジットカードまたは銀行振込でお支払いいただけます。

  • 騎手の 2 枚のチケットには騎手自身も含まれます。

  • 海外の生産牧場で生まれ馬の場合、生産者のチケットは海外生産者に渡される。日本の生産者から外国生まれの馬の場合、チケットはその日本の生産者に提供されます。

  • 生産者は、その日に何頭の馬が出走しているかに関係なく、1 日あたり 2 枚のチケットしか受け取れません。

  • 厩舎スタッフが仕事終わりにレースを観戦できるよう、無料の一般入場券が提供されます。

  • 自分の馬が出ない日に競馬を見に行きたい場合、チケットは事前に購入してください。レース当日に利用できる安い席はほとんどありません。レース当日にチケットを要求しないでください。


馬の輸送の見積もりとスケジュール

以下は、昨年のブリーダーズカップの輸送費の見積りです。

1頭のみ:(出国) $82,476 + (帰国) $65,528 = (往復) $148,104

2頭:(出国) $100,378 + (帰国) $75,024 = (往復) $175,402 *1頭ずつの会計$87,701

ブリーダーズカップの上層部より、日本からの遠征馬にかかる輸送費用負担について、欧州調教馬の航空輸送と同じ方法で管理するとのことですので、お知らせいたします。日本からの遠征馬にかかる馬の航空貨物運賃は全頭分一括で計算したのち、渡米した頭数で均等割りをし、それぞれの陣営に費用をご負担いただくことになります。これにより、帯同馬のいない出走馬の費用も一定の負担に留めることができます。また、遠征をキャンセルする必要が生じた場合の保護にもなります。このような事情から、一頭あたりの費用を均等にご負担いただくことといたしました。

空輸ストールに1頭積みで輸送することをご希望いただいた場合、その馬の陣営にはその1ストール分の航空運賃全額をご負担いただきます。

貨物機に同乗たい厩舎スタッフについてですが、 空路輸送専門スタッフ及び獣医師が同乗する予定となっており、厩舎スタッフは貨物機に同乗できません。IRT社の熟練したプログルームが同乗しますので、愛馬を安心して預けていただけます。ストールへの積み込みについて、合積み相手(馬)でご希望がございましたら、国内の国際輸送代理店にお知らせください。ご要望に沿えるように努めます。

出国スケジュール

【馬の輸送スケジュール】

10月下旬 KZ108 10:20 成田発 → 同日 04:30 ロス着

【おすすめスタッフのスケジュール】

馬が到着する予定の前日にスタッフの 1 人が到着し、厩舎で馬を待つ必要があります。厩舎のスタッフが空港まで馬を迎えに行くことはありません。

厩舎スタッフはサンディエゴ空港まで飛行機で行く必要があります。ロサンゼルスまで飛行機で行く場合は、レンタカーを手配してデルマーまで運転する必要があります。ブリーダーズカップには 2 つの会場にスタッフがいないためです。

帰国スケジュール

【馬の輸送スケジュール】

11月上旬 KZ101 05:00 ロス発 → 翌日 10:45 成田着

【おすすめスタッフのスケジュール】

必要不可欠でないスタッフはブリーダーズカップの翌日に日本に帰国できます。残りのスタッフは馬と同じ日に問題なく出発できます。

好きな通りは大丈夫ですが、サンディエゴから出発の方が楽です。ロスはタクシーかウーバーですごく時間かかりますけど、できます。


2025年の予定スケジュール

9月1日〜9月15日:出国前の血液検査のため、採血して成田に送付

10月中旬:出国検疫開始

10月20日〜10月30日:調教のため、馬場が開放される(5時半〜9時半、7時15分にハロー)

10月20日:現地時間12時 競走登録と出走料の入金の締め切り

10月20〜25日ごろ:日本馬がアメリカへ出発予定

10月?日:日本馬の42時間の入国隔離終了、調教可能

10月26日〜10月30日:10時〜11時(曳き馬で)パドックスクーリング

     7時15分〜7時45分 芝コースでの調教が可能

10月27日〜10月30日:6時〜11時 調教を見ながら朝食を取れる「ブリーダーズカップで朝食を」

10月27日:現地時間10時 出走投票の締め切り

     15時半〜20時 枠順抽選会とリセプション(要招待)

10月29日:関係者のチケットを競馬場からピックアップできる

10月30日:12時半から デルマー競馬場の秋開催の初日

     19時半〜22時半「Call to the Post」パーティー(要招待)

イベントやパーティーの詳しい説明についてはこちらをご覧ください。

10月31日:ブリーダーズカップのフューチャースターズ(2歳)

4時45分〜6時半:調教時間(ハローなし)

6時半〜7時:芝コースの調教時間

8時:当日の出走取消の締め切り(最後の歩様検査は8時前)

9時半:開門

11時35分:最初のレース

2時05分:ブリーダーズカップの最初のレース

17時25分:最後のレース

11月1日:ブリーダーズカップ・ワールドチャンピオンシップ

4時45分〜6時半:調教時間(ハローなし)

8時:当日の出走取消の締め切り(最後の歩様検査は8時前にする)

8時:開門

10時05分:最初のレース

12時00分:ブリーダーズカップの最初のレース

17時25分:最後のレース

11月4日:夜中にデルマーから出発、7時に出国


出走馬グッズ

各調教師には、馬名が刺繍されたブリーダーズカップ帽子 6 個が競馬場で貰えます。帽子をさらに購入したり、馬名が刺繍されたジャケットを購入したりする場合は、下のリンクをクリックしてください。

https://bcparticipant.com

ご希望であれば、オンラインから商品を注文し、日本に発送することも可能です。ブリーダーズカップに参加される場合、枠順抽選会までに購入していただければ、競馬場で商品を受け取ることができます。